●田母神論文について、どっかの大学の研究者かないかが、コメントしているのを見た。(ネットで) うろ覚えだが、呆れた。
田母神論文自体が、コメントするほど取るに足らないものだが(内容うんぬんより文民統制という観点では、問題はあるが)、 その研究者(?)の視点が明らかにおかしい。
まず、田母神論文の主張を裏付ける資料の明示等がないこと、それゆえ田母神クンの思いつきにすぎないこと。 ま、これには同調する。 田母神論文の稚拙なところが、そこにある。 が、そのあとがいけない。 「これを論文というのは、われわれ研究者を侮辱する」ような意見があったが、ちょっと大人げない。 それより、田母神論文に同調する 一派を「保守」とひとくくりにしたこと、これはアホというほかはない。(ま、田母神クンは保守に属するだろうが) 田母神クンの言わんとすることに、リベラルといわれる人でも、根拠あるデータをもとに同調することもあるだろうし、逆に保守でも、反対する根拠あるデータがあれば田母神論文に同調しないだろう。(自分の都合がいいように事実やデータを曲解する、ときにはねつ造する奴が多いのも事実だが)
もっと笑ったのが、「世界の常識」として、従軍慰安婦問題で、世界は「日本軍の干渉があった」ということを挙げていた。そう主張する海外メディアのコメントを紹介していたが、これも噴飯もの。 海外メディアがどう報じようが、世界の常識だろうが、それは「事実を証明するなんら根拠にならない」ということを知らないらしい(しかも、田母神に根拠となるデータを示せといっておきながら) 。海外メディアが、どこまでこれらの問題にコミットメントして、なんたら言っているのか疑問もあるが。
だいたい「歴史は勝者によって書かれる」 という事実がある。
大昔、読んだ本(たぶん栗本慎一郎)で「なぜ文字が生まれたかというと、権力者が、自分の政権の正当性を裏付けるために歴史を作ため」というようなことがあった。 なるほど、そういう見方があるのかと、感心した。
そういえば、もともとアフリカの原住民のところには、もともと文字がなかったのは、平和な民族たちで構成されていたから? いま、アフリカのあちこちで紛争が起こっているのは、白人(最近では中国人)が、戦争(とその要因)を持ち込んだからだろう。
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